【速報】インフルエンザが8月に異例の全国流行入り 大型連休を控え専門家が警戒を呼びかけ

何が起きた?
例年は晩秋から流行するインフルエンザが、2026年は8月という異例の早さで全国流行入りした。厚生労働省によると、1999年以降で2番目の早さとなる。昨シーズンとは異なるタイプのウイルスが拡大しており、往来が盛んな東アジア地域でも流行が広がっている。大型連休を控える中、専門家は手洗いやマスク着用などの徹底を呼びかけている。
例年は晩秋から春先にかけて流行のピークを迎えるインフルエンザが、2026年は8月28日に厚生労働省から全国流行入りが宣言されるという異例の事態となっている。この流行開始時期は、現在の調査方法が導入された1999年以降で、新型インフルエンザが流行した2009年を除けば最も早い記録となった。今回の流行の背景には、昨シーズンには主流とならなかったタイプのウイルスが広がりつつある現状がある。現在主流となっているのは、2009年の新型インフルエンザに由来するA型のH1pdm09ウイルスであるとされている。また、日本と人的往来が活発な台湾など、東アジア地域においても同様に流行が拡大しており、国際的な感染状況も懸念される要因となっている。厚生労働省は、ワクチンについて5190万回分という十分な供給量を確保しているものの、本格的な出荷は9月下旬以降になる見通しであることを公表した。これを受け、専門家はこれから迎える大型連休に向けて、人混みでのマスク着用や手洗いの徹底、症状が出た場合の早期受診を強く推奨している。季節外れの流行に対し、医療現場では警戒レベルを引き上げて対応にあたっている。
編集部のツッコミ
本来であれば秋の深まりとともに警戒を始めるインフルエンザですが、今年は8月という真夏の時期に流行入りするという、まさに「季節外れ」の状況に驚かされます。昨シーズンとは異なるウイルスが動いているという点も、免疫の状況が読みにくく、より一層の注意が必要な理由と言えるでしょう。
ワクチン供給が本格化するまでにはまだ少し時間があるため、個々人ができる基本的な感染対策を今一度見直す良い機会かもしれません。特に大型連休で人の移動が増える時期と重なるため、体調管理には細心の注意を払いたいところです。
「まだ暑いから大丈夫」という油断が一番の敵かもしれません。流行の兆しを早めに察知し、無理をせず休息をとるなど、社会全体で感染拡大を防ぐ意識を持つことが、結果として医療現場の負担軽減にもつながるはずです。
日本経済新聞
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